地球に正しい生活マニュアル
オルタナ第3号(7月下旬発行)の追い込みやらで、久々の更新です。
と言っても、本日はちょっとしたPRです。以前にこちらでご紹介したNPO法人食品と暮らしの安全基金がこのたび、「リサイクルは資源のムダ使い--地球に正しい生活マニュアル」( 小若 順一、食品と暮らしの安全基金 他、講談社)を出版しました。
「ペットボトルや牛乳パックはリサイクルには不向き」「ハイブリッド・カーは本当にエコか」といった経済システムに関わる問題から、食品や水、大気、化学物質といった私たちの日常生活に深く関わる分野まで、ちまたの「常識」にとらわれず、環境への負担の少ないあり方を提示しています。
私が目を奪われたのは、「地球に正しい」というサブタイトル。これについて、代表の小若順一さんは前書きでこんな風におっしゃっています。
「地球にやさしい」「地球を救う」という人の傲慢さを象徴するようなアピールにも、私たちは辟易してきました。人間は、地球上に住んでいる小さな存在です。正しく地球と付き合わないと、私たち自身が存在できなくなるという意味で、「地球に正しい生活」をアピールする本を作りました。
なるほど、ですね。
この本には、以前に私が寄稿させていただいたドイツのオーガニックスーパーと商品テスト誌についての記事も再掲されています。宜しければ、ぜひお手にとってみて下さい。
リサイクルは資源のムダ使い--地球に正しい生活マニュアル 小若 順一、食品と暮らしの安全基金 他 (2007/06/28) 講談社 |