「グリーンリカバリー」「ドーナツ経済学」…… キーワードで振り返る2020年のサーキュラーエコノミー
サーキュラー・エコノミー(circular economy 循環型経済)という言葉をご存じでしょうか。
これまでの大量生産、大量消費を前提とした経済システムが「直線(リニア)型」であるのに対して、単なる3R(リユース、リデュース、リサイクル)を超えて、リペアもアップサイクルも含めた形で究極的な環境負荷ゼロの「循環(サーキュラー)型」を目指す経済システムのこと。気候変動や資源枯渇への懸念が深刻化する中、世界を襲った新型コロナウイルスが露わにしたリニア型経済システムの限界は、いよいよもってサーミュラー・エコノミー(以下CE)実現への機運を高めています。
日本で新型コロナウイルスの影響が徐々に広がろうとしていた2020年2月、CEの情報プラットフォーム「Circular Economy Hub」が立ち上がり、ニュース執筆やオンラインセミナー運営を通じて参画させていただきました。以前から欧州を中心に盛り上がりつつあったCEの潮流が、新型コロナウイルスの世界的な流行を受けて進められたサステナビリティを重視した経済復興策「グリーンリカバリー」と相まって、国内外でより広がり、より深まった一年を肌で感じられました。
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日本でもサーキュラーエコノミーに関する訳書、著作が増えてきました。
時系列で学びたい方は、まずはこちらから。
こちらは新装版。
まずはすぐに読めるものがいいという方は、日本企業での導入事例も盛り込まれているこちら。
いかがでしたか?
Circular Economy Hubでは、2021年も国内外のサーキュラーエコノミー関連情報をお届けするとともに、海外を含めた最新動向を皆さんとともに学べる機会を提供していきますので、2021年もぜひアクセス、ご参加下さい!