ヨコハマ・エコ・スクール「楽しもう 未来志向のエコライフ」ご報告

ヨコハマ・エコ・スクール「楽しもう 未来志向のエコライフ」ご報告

ヨコハマ・エコ・スクール「楽しもう 未来志向のエコライフ」ご報告

去る3月始め、横浜市の市民向け環境啓発事業YES(ヨコハマ・エコ・スクール)「楽しもう 未来志向のエコライフ」のトークセッションで聞き手を務めさせていただきました。90歳の方々からの聞き取り調査から未来につながる持続可能なライフスタイルを探る東北大学大学院・古川柳蔵先生のお話に続いて、参加者の皆さんでグループに分かれて、地域でやれそうな・やってみたいエコアクションを出し合ってもらうワークショップを行いました。
ライフスタイル分析や90歳ヒアリングを通じて見えてきた、環境負荷を下げながら心豊かに暮らせる要素。「自然(が身近)」「役割をもって社会とつながる」「自己成長」…。これらの要素を、今いる条件下で、あるいは条件を変えて、自分の身近で実現できるか、子どもたちに環境として与えられるか。個人でできることはまだまだあるなあということを、改めて感じられたひとときでした。
深いなあと思ったのは、低環境負荷のライフスタイルとしても賞賛される「シェア(共有)」について、本当にそうなのだろうかという古川先生の視点でした。例えば、自分専用の食器やお箸などを入れて昔よく使われていた箱膳。自分専用のものを大切しながら、それぞれが管理する(誰かがまとめて洗い収納するのではなく)というのも、シンプルで心穏やか暮らしにいざなってくれます。周りの人たちと共有したほうがいいものと、自分でもったほうがいいものとの線引き。皆さんもちょっと意識してみると、意外な発見があるかもしれません。
当日のリポートと動画が公開されました。皆さんの地域でもやってみるヒントにしていただければ幸いです。ぜひご覧下さい!

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