育児本の見分け方
先ほど掲載した教育評論家・親野智可等さんのインタビュー、いかがでしたか?私自身は、共感で頷くやら、反省でしょぼくれるやらで、めまぐるしく頭の中が動いた、すごく刺激的な時間を過ごさせていただきました。仕事であることを、途中から完全に忘れていた気が…(笑)。
インタビューの中であと一つ、親野さんがおっしゃっていたことで印象的だったのが「親御さんは、もう少し子育てのことを勉強して欲しい」というお話でした。確かに、育児本と言われるものってたくさんありますよね。こういうものをもっと読んで勉強して欲しい、と。
でも、育児本が氾濫しすぎて、どれを読んだら良いか迷いませんか?ということで、親野さんにおすすめの育児本をいくつか推薦していただきました!
子育てハッピーアドバイス (2005/12/01) 明橋 大二 |
尾木ママの「叱らない」子育て論 (2011/02) 尾木 直樹 |
子どもへのまなざし (1998/07/10) 佐々木 正美 |
子どもの話にどんな返事をしてますか? ―親がこう答えれば、子どもは自分で考えはじめる (2005/10/20) ハイム・G・ギノット、菅 靖彦 他 |
親野さんによると、育児書選びのポイントは「多くの子ども(臨床例)の観察から導き出された考察であること」だそうです。逆に、少ない事例に即したもの(「我が子の育児」的なもの)は、ケースバイケース(うちの子には当てはまらない可能性がある)だと最初から割り引いたほうが良い、と。これまた、なるほど!な視点でした。