旧暦美人のすすめ

旧暦美人のすすめ

旧暦美人のすすめ

 いつもお世話になっている身体感覚教育研究者の松田恵美子さん監修の「旧暦美人のすすめ―四季折々にきれいになる 」(監修/松田恵美子・イラスト/加藤マカロン、東洋経済新報社)が、このほど出版されました。「旧暦」にピンと来た方にも、「美人」に反応してしまった方にも、この本はおすすめです!
 旧暦はご存知の通り月の運行を基準にして決められた暦で、新暦が導入された明治時代以前までは使われていました。気候の変化やそれに合わせた歳時に沿った暦、つまりは自然に寄り添ったカレンダーと言えるかと思います。
 そんな旧暦を意識して生活してみる。季節ごとの身体のありように合わせてどのように体を使ってあげると、気持ちも体も楽になって力が湧いてくるのか―。この本には、その極意が旧暦月ごとにちりばめられています。
 例えば、今は「如月」(新暦の2月下旬から4月中旬ごろ)と「弥生」(同3月下旬から5月中旬ごろ)が重なる頃。この時期は、寒さで縮こまっていた胸部が徐々に動き出して開いてくるので、それを手伝ってあげるために肩骨格をどんどん回してあげると良いのだとか。もちろん、春の味覚の「苦味」を食べて、冬の間に溜め込んだ余分な脂肪などのデトックス(排毒)もお忘れなく。
 環境や健康に配慮した暮らし方を志向するなら、旧暦に目を向けるというのは、もはや必然ではないでしょうか。ピンクを基調としたかわいらしいデザインの本ですが、女性だけでなく、男性にもぜひ読んでいただきたいです。この本から発足した「旧暦美人の会」のサイトもチェックしてみて下さいね。
 という訳で、この週末は温泉&山菜三昧に行ってくることにします。折しも、明日24日(土)は「シャットダウン・デー」。パソコンの電源を入れないままで一日を過ごしてみよう!というアクションなのだそうです。私はお陰様ですんなり達成できそうです。

旧暦美人のすすめ―四季折々にきれいになる 旧暦美人のすすめ―四季折々にきれいになる
加藤 マカロン (2007/03)
東洋経済新報社

この商品の詳細を見る

ページトップへ