病いは「冷え」から

病いは「冷え」から

病いは「冷え」から

 昨年インタビューさせていただいた(記事のご案内はこちら)東京女子医大助教授の川嶋朗先生から初のご著書『心もからだも「冷え」が万病のもと』(集英社新書) をいただき、先日読み終えました。西洋医学と代替医療をミックスした統合医療を推進するお立場から、一人でも多くの人たちに心身ともに健やかな生活を送って欲しいと願う先生のメッセージが存分に込められた一冊でした。 
 本書は、「冷え」をキーワードに、冷えがどのようなメカニズムで体に不調を引き起こし、がんや糖尿病といった深刻な生活習慣病につながるかを分かりやすく解説。これを踏まえ、冷えを取りのぞく様々なセルフケアについて、「一日10分入浴法」や「ペットボトル湯たんぽ」など、時間的にも金銭的にも負担にならずに手軽に取り組めるものを紹介してくれています。
 冷え性で既に困っているという方もいると思いますが、中には「冷え」と言われてもピンと来ない方もいるかもしれません。そんな方でも、以下のようなことにお心当たりはありませんか。
 ・夜、熟睡できない
 ・低体温だ(36度以下)
 ・夏でも汗をかかない
 ・寝相が良い(朝起きると、寝付いた時と同じ姿勢)、など
           
 もし何か当てはまるようでしたら…。ぜひご一読を!「病いは気から」ならぬ「病いは『冷え』から」と認識を新たにできます。
 

心もからだも「冷え」が万病のもと 心もからだも「冷え」が万病のもと
川嶋 朗 (2007/02)
集英社

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