大賛成!レジ袋有料化
J-Wave毎週月曜―金曜朝5時からの「Wake up Tokyo」の1コーナーに、月に1度出ています。今日は4月の出演日。テーマはレジ袋の有料化についてでした。
ご存知の通り、ドイツやスイス、オーストリアと北欧を中心に、ヨーロッパではレジ袋は有料。これが最近、日本でもいよいよ広がってきましたね。
全国で初めてレジ袋に課税する条例を可決したことで知られる東京都杉並区。その杉並区とスーパーのサミットが共同で、レジ袋を1枚5円に有料化する実験を今年1月15日から3月末まで行ないました。実験の結果、袋を持参する人が84%に達したんだそうです。実験を始めた当時、袋を持参する人は30%程度で、それを60%ぐらいにまでするのが当初の目標だったそうなので、予想外の良い結果だったと言えます。心配されたスーパーの売り上げのほうも、若干減ったものの許容範囲とのこと。このニュース、日本でのレジ袋有料化、さらにはマイバックムーブメントを強力に後押しすることでしょう。
有料化ではありませんが、アメリカでも最近、レジ袋をめぐって注目すべき出来事がありました。
サンフランシスコ市で先月末、プラスチック製レジ袋の使用を全面的に禁止する条例が可決されたのです。スーパーマーケットでは半年以内、ドラッグストアでは1年以内に、レジ袋をリサイクル可能な紙や、自然界の働きで水と炭酸ガスに分解される無害な生分解プラスチックに切り換えなくてはならないそうです。もちろんこれは、全米では初めてのこと。消費大国アメリカも変わりつつありますね。
来月はオルタナの発行月に当たるので、第2号の内容を先読みでご紹介します。放送予定は5月14日(月)の朝6時すぎ。早起きさんは、お聞き逃しなく!