オーガニックで乾杯!

オーガニックで乾杯!

オーガニックで乾杯!

 ようやく時差ボケも治ってきた先週末、オーガニック食品と自然化粧品の見本市「オーガニックExpo」に行ってきました。
biofach

 この見本市は、ドイツで10年以上続いている世界最大規模のオーガニック製品見本市「Biofach(ビオファッハ)」の日本版。ドイツでも取材で行ったことがあったので、私にとっては全体の内容そのものは目新しくありませんでしたが、日本を離れた3年前と比べて変わったなあ、と実感したことが一つありました。
 それは、有機栽培の素材を使った「オーガニック」をうたうアルコール飲料の存在感です。まあ、私の目がそればかり追っていたからかもしれませんが(笑)。
 例えば、「よなよなエール」でおなじみのヤッホー・ブルーイング(長野県軽井沢市)のオーガニックビール「信州燦々」。大麦、ホップともにドイツ産なんだそうです。試飲させていただきましたが、ビールの本場ミュンヘン帰りの私も満足の美味しさでした。
オーガニックビール 信州燦燦(さんさん)
 また、小正醸造(鹿児島県日置市)の有機芋焼酎「天地水楽」(ホームページ下段の商品です)は、旨い焼酎なんて夢のまた夢という南ドイツから帰って来た者として、懐かしさも手伝ってこれまた美味しかったです。
有機芋焼酎 天地水楽
 両者に共通するのは、「オーガニックだから美味しい」というメッセージを前面に押し出すのではなく、まずはおいしい製品を作った上で「実はこれ、オーガニックなんですよ」というストーリーを打ち出していることでしょう。アルコール飲料はオーガニックだからおいしいとは必ずしも言えない分野だと思いますが、おいしくてなおかつオーガニックであれば、それはもう大歓迎!おいしいオーガニックアルコールのバラエティが、どんどん増えて欲しいものです。
おまけ;この日は、通信社記者時代に他社の先輩としてお世話になったsuna-chanさんと再会!当時はあまり接点がなかったのですが、彼女も記者を辞めて海外(ウィーン)に行って戻って来てフリーランスと、にわかに人生行路が似てきたこともあって急接近したのでした。志向が似ている人とは、時と場所を超えて重なり合うんだなあと実感しています。

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