ジャーナリスト/コミュニティ・プロデューサー
木村麻紀 公式ウェブサイト

地方創生、成功のカギは女性の尊重

Yahoo!個人に久しぶりに書きました!
 
 
地方の再生可能エネルギー事業の担い手を育てる「まちエネ大学」を運営していることもあって、最近は移住促進や観光PRなど地方創生に絡んだご相談を自治体などから受けることが多いです。でもそのたびに、やっぱりこのテーマは避けて通れないなあ、と感じていました。なので、増田さんのお話をお聞きできて、頭の整理ができたといいますか、地方創生で取り組むべきことを個人的に明確にできました。
 
人々の意識改革には時間を要します(特にこのテーマは)。ですから、「女性が喜んで地方に行く・戻れる」ための意識改革が大切なのだということをしつこく言い続けるのと同時に、それぞれの立場の人たちが他の視点からできることに今すぐ着手することも大切です。
 
増田さんは、こんな提言をされていました。
 
<企業ができること>
本社ごとの地方移転が厳しければ、(教育研修など)必ずしも東京に置く必要のない一部門の移転から始めよ
…総合重機大手のコマツが有名ですね。徳島県神山町のような、IT企業のサテライトワーク拠点化というのも、一つのあり方です。
 
<国ができること>
省庁の出先機関を中心に、地方に移転できる機能を洗い出して実行を
…こちらも、研究・研修機関を中心に地方に移転する方針をきちんと掲げて取り組んで欲しいですね。
 
<地域(地方自治体)ができること>
中山間地域での拠点の集約化、地域包括ケアシステムの構築、大学と医療機関を中心とした街づくり
…地元の高校・大学で地域の担い手を育てるという視点を持つこと。住み慣れた地域で家族に過剰な負担をかけることなく介護・療養を受けられる地域包括ケアシステムをつくりあげること。その際には、一人のケアワーカーが複数の役割を担えるよう、例えば看護士/介護士/保育士などのケアワークに関わる資格を一本化することも検討すべき、と増田さんは提言されていました。
 
 
地方創生の成功は、私たちの次の世代に豊かなライフスタイルの選択肢を残すこと。しっかりバトンを渡せるよう、私もこれからも頑張らねばと改めて思っています。

 

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