映像のチカラを教育に

映像のチカラを教育に

映像のチカラを教育に

デジタル教科書の実現に向けた検討が、いよいよ始まるようですね。

小中高の教科書、デジタル化検討へ 16年度中に結論(朝日新聞)

地域からICTを用いたサステナビリティ教育を企画・実践している私たちGreen TV JAPAN/一般社団法人グリーンエデュケーションでも、和歌山県田辺市内の小学校で、次世代型の拡張現実ブラウザー(AR)を活用して、学校で実際に使っている教科書にタブレット端末をかざすと、地域の産業(林業)の現場を取材・制作した映像教材が見られる仕組みを使って総合学習の授業を行ったことがあります。子どもたちは社会科見学に劣らない刺激を受け、その後実際に森に入って間伐体験をすることで、より実感を伴った学びになりました。

ARを活用したESD学習授業(一般社団法人グリーンエデュケーション)

デジタル教科書をめぐっては、検定との絡みや著作権、家庭との連携、タブレットの費用負担などが懸念として挙げられているようです。でも、それとともに、いやそれにも増して、これからの時代を生きる子どもたちに創造力や応用力、協奏力を広げる教育デザインをめぐる議論が深まる機会にデジタル教科書がなればいいなと思うのです。

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