ジャーナリスト/コミュニティ・プロデューサー
木村麻紀 公式ウェブサイト

最近注目の働き方 コワーキングって何だ?

皆さん、コワーキングってご存知ですか?
コワーキングとは、フリーランスなどの形で独立して働く個人が、オフィス環境を共有して相互にアイデアや情報を交換しながら相乗効果を生み出そうとする働き方のこと。2000年以降海外で徐々に広がり、世界20都市以上にある 「ザ・ハブ」(The Hub)などがコワーキング・スペースとして良く知られています。コワーキング・スペースには、フリーランスや起業したばかりの小規模事業者、テレワーカー(在宅勤務者)の会社員などが訪れます。
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ニューヨークのコワーキング・スペースNew Work City
一方、日本でも神戸市にカフーツが2010年にオープンしたのを皮切りに、パックス・コワーキング(世田谷区経堂)、co-lab(千駄ヶ谷、二子玉川など)などのコワーキング・スペースが各地に誕生しています。3月の東日本大震災直後には大勢の人が帰宅困難者となり、その後の計画停電では通勤もままならず、さらには今夏の節電で在宅勤務が広がり―。これまで当たり前だったオフィスに毎日通勤して仕事をするという働き方が改めて問い直される中、コワーキングは注目すべきワークスタイルだと思います。
そんな折、「米ニューヨークのコワーキング・スペースNew Work City共同創設者のトニー・バッチガルーポさんと語る新しい働き方の可能性」というイベントが8月3日にコクヨ・エコライブオフィス品川で行われ、私も行って来ました。
既に多くの参加者の皆さんが、イベント当日から終了以降まで猛烈な勢いでツイッター、ブログ等書いています(こんなイベントは初めてでした!)。主催者のソーシャルカンパニー・市川裕康さんが、こちらのStoryfyに当日のプレゼン資料、当日の模様や感想についてのツイッターやブログなどをすべてストックして下さいましたので、ぜひご覧になってみて下さい。
印象的だったのは、トニーさんが「コワーキングとはコミュニティーを育てるワークスタイルだ」と言っていたこと。コワーキングはとかくフリーランス向けと思われがちですが、自分の時間をコントロールでき、かつ孤立せずに働けるコワーキングというのは、ワークライフバランスを追求したい会社員もトライする価値のある働き方だと思いました。それは必ずやコミュニティー再生につながる。コミュニティー再生は働き方革命から、という思いを新たにしました!
トニーさんに単独インタビューさせていただいた記事は、こちらです。
Yahoo!ニュース 
環境ビジネス情報誌「オルタナ」 
翌日には、co-lab二子玉川カタリストBAのオープニングイベントもあり、こちらにもお邪魔してきました。前日のイベントよりもややおとなしめ(笑)でしたが、シェアハウスなどについてのサイト「ユルツナ」を運営するグラティエ代表取締役の磯村歩さんが、デンマークのエコビレッジなどを例に挙げながら「自己決定意識を持つ個人が主体となって、働く、学ぶ、暮らすという複合的な機能が一体化する時代がやっている」とおっしゃっていたのにはとても共感。働き方の未来形であるコワーキングの、さらにその先のあり方を予感させました。