相補・代替医療界の若手ホープにインタビュー!

相補・代替医療界の若手ホープにインタビュー!

相補・代替医療界の若手ホープにインタビュー!

 本日発売の月刊誌「Voice」(PHP研究所)12月号の巻頭インタビュー「21世紀の仕掛人」で、東京女子医科大学助教授で同大付属青山自然医療研究所クリニック所長の川嶋朗先生にインタビューさせていただきました。
 川嶋先生は、腎臓内科医として西洋医学を究められる一方で、アロマセラピーやホメオパシーや気功といったいわゆる相補・代替医療(complimentary and alternative medicine CAM)の最先端にも親しんでいる、非常に希有なドクターでいらっしゃいます。日々の診療や学会活動などを通じて西洋医学とCAMのかけ橋たろうとする姿は、まさに日本の医療界における「21世紀の仕掛人」。インタビューでは「そもそもCAM とは?」に始まり、LOHASや自然志向の高まりを背景にした日本でのCAMの盛り上がりとその危険性、しっかりとしたCAMの定着に向けた課題、さらにはご自身がCAM に取り組み出したきっかけに至るまで、予定をはるかにオーバーする丸2時間にわたって熱弁をふるって下さいました。内容たっぷりですので、ご興味のある方はぜひ読んでみて下さい。
voice

 私はCAMへの理解や取材経験で言えばまだまだ発展途上の身ですので、日本のCAMの現状を知る上で、川嶋先生は私にとってぜひ一度はお会いしたい方の一人でした。このような機会を与えて下さったVoice編集部の藤岡岳哉さん、どうもありがとうございました。

5 件のコメント

  • こんにちは。とても興味深い内容です。
    CAMが正しく理解され、一般的に広がることで医療における悪循環を改善できるきがしてなりません。
    たとえば、医療従事者の不足による問題など。
    医療や科学を否定するわけではないのですが、
    CAMが身近なものとなれば、もっと自分の体を自分で
    知ることができると思います。
    病気にならずにすむものを病気にしてしまうような生活を
    改善するという意味では、身近なものにロハスをとりいれて
    いくことで、病気になりにくい、かかっても自分で対処
    できるものになるのでは、という気がします。

  • ももままさん、いつもありがとうございます!
    CAMや統合医療の普及はとても重要ですが、CAMを提供する医療側にもそれを受ける患者側にも課題山積、というのがインタビューを終えての率直な印象です。
    詳しくはインタビューをお読みいただいのですが、食生活やストレスマネジメントを通じてしっかりセルフケアしつつ、いざという時には必ず医者にかかる(「これで治る!」と言う人やそのようにうたうモノをぜったいに信じない)という意識をきちんと持つことが、まずは患者としてできることではないかと思いましたよ。

  • 早速、本屋に走りました!!!
    忌憚無くお話ししている川嶋先生のご様子がよく解りました(笑)。CAMは第2次ブーム(?)なんですが、逆に正念場ですね。ここで、きちんとしたシステムを作らないと、まただめになってしまいます。
    おっしゃるとおり、西洋医学でもCAMでも、それだけでは絶対治るということはありません。どちらに対しても公平な批判的(良い意味で)吟味をしつつ、必要に応じて使い分けるという柔軟な態度が必要です。なにより、医療に依存せず、自立してセルフケアを行うことが大切ですねー。
    記事に書かれなかったお話も楽しみです。いつか聞かせてくださいね。

  • yayotuka さん、こんにちは!
    >CAMは第2次ブーム(?)なんですが、逆に正念場ですね。>
    というのは、ホント痛感しました。裏話ができる機会が近々あるといいなと思ってます!
    皆さん、yayotukaさんもドクターでいらっしゃいます。「西洋医学でもCAMでも、それだけでは絶対治るということはありません。どちらに対しても公平な批判的(良い意味で)吟味をしつつ、必要に応じて使い分けるという柔軟な態度が必要です」とのお言葉をかみしめつつ、セルフケアに努めたいものですね。もちろん、日ごろの具合と明らかに違うといった時には、必ず医者にGoです!

  • こんにちは
    TBさせていただきました。東洋医学や植物療法にはずっと以前からお世話になってきたのですが、フラワーエッセンスは誤解していました。
    どのような内容なのか、この記事非常に興味があります。日本にいれば本屋に走ればいいのに、ちょっとじれったいですね。

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