ジャーナリスト/コミュニティ・プロデューサー
木村麻紀 公式ウェブサイト

究極のスローライフに向けて

皆さん、どうもお久しぶりです。前回の記事から約4ヶ月。実はこの間、人生の一大転機の時を過ごしていたんです。
まずは7月末、9年余り在籍した通信社記者生活に区切りをつけました。
私の独立志向は年々高まってはいたものの、一度は海外支局で取材経験を積んでからでも遅くはないと考えていただけに、ドイツで生活できるチャンスが舞い込んだ時は正直、考え込んでしまったものでした。ただ、その間もずっと「何だか呼ばれてるな~」という何とも言えない感覚に包まれていました。
そういえば4年ほど前、長野支局時代に親代わり的存在の一人だったスナックのママさんから、「麻紀ちゃん、本書いてよ!」と言われたことがあります。仕込みを終えて開店までの間、カウンターで本を読むのを日課のようにしていたママさん。そろそろ読むべき本が尽きたからなのか、ふとそう言われた時のことを思い出したのでした。彼女の眠気を誘わないような本が書けるかどうか心もとないけど、フリーとなった今、ママさんとの約束を果たすためのスタート地点には立てたのかなと思っています。あとは走り出すのみ!
ところが8月、念願の有休生活を謳歌しようとしていた矢先に何と入院する羽目に。退社前に駆け込みで受けた人間ドックで、網膜はく離を指摘されてしまったのです。(PCヘビーユーザーの皆さん、くれぐれもお気をつけ下さい)ショックはショックでしたが、渡航前に発見できた強運を味方に人生初の入院、そして手術へ。
術後は、片目に眼帯を付けられる上にあまり激しく動けないため、食事をするのもトイレに行くのも普段の倍以上の時間がかかる。急ぐのは禁物。動く時も、一つ一つの動作を丁寧にしなければならない。昼夜逆転もザラだった生活から一気に強制的スローライフに突入する中で、これから基本的には一人での仕事に臨むに当たっての処世訓を得たような気がしたのでした。
そして今、お陰様で体調も元に戻って出発の時を迎えました。フリーになってどこまでできるか分からないものの、フリーの醍醐味ってこんな時に感じるのかな~ということを何となくではあるがイメージしてます。それは-。
“時間の使い方から仕事のやり方、意識の持ち方までをすべて自分自身でコントロールしているという確かな感覚と、自分の身体のリズムが一致した状態”
ど、どうでしょう?巷で言われる「スローライフ」は単に生活のペースを落とすことと同列に扱われがちですが、この状態こそが「究極のスローライフ」なのではないかと思っています。
明日、ドイツ・ミュンヘンに向けて出発します。当地の風景や日々の生活雑感を「ミュンヘンつれづれ日記」風にお届けできたらと考えています。皆さん、どうぞお元気で!


1 Comment

  1. Akkun on 2007-01-26 at 22:07

    Makiさん、
    Mixiでお世話になっているAkkunです。 
    なぜかこのサイトに来てしまいましたが、私も昨年
    結石を患って自宅療養していたのですが、今まで
    突っ走ってきた誤算かと思うことしきりでした。
    しかし、今思うとこれも自分に課せられた運命?
    この土地の見るもの聞くものがまた新鮮に
    感じられるようになり、それこそスローでもあったように
    感じます。
    今は自分に適した(甘えるのとは違いますが・・)
    生活指針を持って人生を歩んで生きたいと思ってます。
    やはり、人生一回こっきりなので家族が許す限り
    自分なりの時間や仕事の仕方を学ばなくては
    ならないなと痛感しているところです。
    では、また。Mixiなどで情報や意見交信よろしく
    お願いします。 
    そして、お体をご自愛ください。
    Akkun より
    P.S 多分、このサイトへは、Makiさんこられないと思うので忘れられたコメントとして書き残しますね。^^